個人的スパ銭ログその３（2019年７月～12月）

書いてる人：ちょむ( @chom )

千葉県を中心とした関東のスパ銭、銭湯、サウナ施設。
基本的に筆者の住む千葉県市川市から原付バイクで行ける範囲の施設となります。高速道路には乗れずあまり遠くには行けないのと、他の交通機関の情報は基本的に書けないのであしからず。なお都内は電車を主に使います。
天然温泉かどうかは重視していません。千葉近辺の天然温泉といえばだいたいほぼ「熱の湯」と呼ばれる沸かした海水なので、特別なことがなければ湯質については触れません。人工温泉や運び湯のほうが個人的には楽しみだったりします。
サウナとお風呂がメイン。岩盤浴は基本入りません。
結構うろ覚えで書いてます。間違っていたり情報が古かったりしてもご容赦を。

◆2019-12-23 東京都・高円寺・サウナサンデッキ

【総合点】

☆2/5　うーん、まあこんなもんかなあ…

施設が古臭く、サービスもいまいち整っていない
サウナに入れれば他が気にならないある意味玄人むけ

◆2019-12-8 大阪府・スパワールド世界の大温泉

【総合点】

☆4.5/5　とにかくスケールがでかい

浴場が死ぬほどデカイ。まさか風呂場で迷子になるとは…
細かい点はさておき、話のタネに「ぜひとも一度は行ってみてほしい」優良施設。

◆2019-11-30 鎌ヶ谷市・さわやかプラザ軽井沢

【総合点】

☆４　いいじゃん

バラエティのあるお湯の種類。露天風呂もあるしサウナのととのいスポットも完備。サウナはドライとミストの２つ。数センチ先も見えない濃厚なミストも良き。バケツシャワー等のユーモアもあり。
食堂は広いお座敷。ステージイベントもあるのかもしれない。
ジムとプールあり。
市営のジム併設型施設にありがちな、お風呂に対する手抜き感は全く感じられない。正直期待していなかったが、予想を良い意味で裏切ってくれた良施設。他のスパ銭にも見劣りしない。

◆2019-11-23 東京都・笹塚・天空のアジトマルシンスパ

【総合点】

☆3/5　こだわりのサウナ

コンパクトながら超強力ストーブ＋セルフロウリュ可能なサウナとデカイ水風呂がウリ
そして駅とビル街を見下ろす外気浴
サウナ施設であり、サウナに関してはかなりのこだわりを感じる。
逆に言うとそれ以外を期待してはだめ
駅チカだが宿泊に利用するのはおすすめしない

◆2019-10-18 船橋・ジートピア

【料金】

大人1000円（税別）。平日休日同じ。24時まで居られる。
2000円出すと次の日の12時まで居られる。
2500円出すと次の日の12時まで居られるうえに、カプセルホテルで寝られる。
3000円出すと次の日の12時まで居られてカプセルホテルで寝られるうえに、朝食がつく。
男性専用。館内にいる女性は全員従業員である。日本人女性は少ないようだが。

【場所の印象】

駅から歩いて３分。
駐車場はなさそう。バイクか自転車の場合数台程度なら店の前に置いても大丈夫そうだが安全は保証しない。

【設備の印象】

まるでラブホかなにかのような外観だが安心してください。
とはいえアカスリやマッサージのサービスが主力らしく、風呂の横にあるだけなく浴槽のすぐとなりにベッドが並べられている感じ。浴槽に浸かっていても「オニイチャン、アカスリ、ドウ？　キモチーヨー」と営業かけてくるのがかなりウザい
サウナ施設に多いタイプだが、入場してすぐの１階にロッカーがあってそこで館内着に着替え、２階の風呂に入る際別のロッカーを使う必要がある。ロッカーにコインは必要ない。
リクライニングルームはいくつかある。４階のルームは板で仕切られていて寝ることも可能といえば可能（店としてはカプセルで寝てほしいのだろうが）
漫画もあり。仕事用デスクもあり。コンセントあり。
レストランは大衆食堂的。
多分昔は別の施設だったような気がしなくもない、全体的にリフォーム感あふれる謎な作りをしているがあまり気にしてはいけない。
【再訪】風呂からアカスリスペースが直接見えないように仕切りがついた。それでもおばちゃんの勧誘は続くのでウザさに変化はなし。

【追加サービス】

宿泊施設でもある関係か、スパ銭には珍しくコインランドリーがある。
前述の通り、アカスリ、マッサージにはかなりチカラが入っている。

【お湯の印象】

露天なしの内湯のみ。それもあつ湯とぬる湯、そして水風呂のみ。
メインは、高温・低温の二段構えのサウナ。高温のほうは110℃。ロッカーのカギを身に着けていると、金属部分があっという間に熱を持ちやけどをするので注意されたし。
スパ銭は結構回ったつもりだが、ヴィヒタ（水に濡らして身体を叩くと気持ちよくなる（？）木の枝）が置いてあるサウナは今回初めて見た。
【再訪】浴場からスリッパを履いて非常階段のクソ重いドアを開けると外に出られ、とりあえず外気浴が出来る。もともと資材置場に使われていたようなホコリ臭いスペースには満足に人が通れないような狭さでととのい椅子が並べられており、正面の壁には手ブレしたオーロラの写真が、割れたガラスと壊れた額縁の中に収まって傾きながら置かれており、積み上げられた白樺の丸太に足をかけながら眺められるようになっている。…なんとかして外気浴できるようにした努力は評価するが…正直あまりにも雑すぎないか？？

【総合点】

☆3.5/5　外観に反して良いサウナ施設

サウナ目当て、というかサウナ以外にみるべき点はないが、サウナに関してはかなり堪能できる、と思う。若干サウナがわかりかけた気がする。
駅チカで安く泊まれるのもいいと思う。船橋なら利便性も高いし。

◆2019-10-18 新習志野・天然温泉　湯〜ねる

【料金】

平日大人900円／土日休日950円。
岩盤浴セットは1300/1350円。
6:00～9:00の朝風呂時間帯は500／600円だが、9時に退館させられるため安く入ってそのまま居座ろうなんてことはできない。
料金後払い（バンド集計）。
25:00を過ぎると深夜料金1800/2400円が加算。つまり最低平日2700円で泊まれる（館内に朝まで居られる）わけだが、キャビン（要するカプセルホテル）で寝るにはさらに追加料金が必要で、本気で泊まるつもりならおそらくその場で申し込むより事前に予約サイトを使ったほうが安くなりそう。

【場所の印象】

駅から歩いて２分。駅前ショッピングセンターの一部。
駐車場はあるみたいだが今回は駅から近いので駅を使った。利用者は７時間無料とのこと。

【設備の印象】

今年できたばかりでかなりキレイ。室内は天井も高くひろびろしている。BGMにも気を使っていて雰囲気がある。
床は素足にやさしいマットが敷き詰められている。最近のスパ銭の流行りである。
レストランは、フードコートタイプ。入っている店鋪は「はなまるうどん」「CoCo壱番屋」などおなじみの店なので安心感が強い。
漫画の品揃えにかなりチカラをいれているらしい。蔵書数１万冊以上。ラインナップも漫画喫茶並み。
リクライニングシートのほかに、宙吊りの椅子やクッションなど、リラックスできる設備が充実。
宿泊施設でもある関係か、スパ銭には珍しくコインランドリーがある。
なんとヨガマットが敷かれていてヨガやストレッチができるコーナーもある。
他には売店、ゲームコーナー。
フリーWifiあり。

【追加サービス】

ボディケア（マッサージ等）にもチカラを入れているらしく設備のスペースが他で見ないほど広め。
コインマッサージ機もある。

【お湯の印象】

露天：天然温泉源泉かけ流し。寝転び湯。
駅近のショッピングセンターの一部である関係上、景色はお世辞にも良いとはいえない…というかコンクリートの壁しか見えない。
内湯：ジェット、日替わり風呂、高濃度炭酸泉。
施設の充実度合いに比べて、肝心のお風呂のスペースが狭い。
ポンプ？の音がうるさいのが、せっかくのBGMの音量を台無しにしている。（※再訪時には直っていた）
最も頭に来たのが洗い場で、蛇口は押すとお湯が出るタイプだが、３秒程度しかもたないので身体を洗いながらずっと連打し続けなければならない。ビシバシチャンプか。（※再訪時には直っていた）
入れ墨の入ったガラの悪そうな兄ちゃんたちが結構騒いていたので、スパ銭には珍しく入れ墨入浴可なのかな？と思っていたがサイトを確認するとそんなことはなかった。

【総合点】

☆4.5/5　実はノマドワーキングには最強の施設だった

音や床、食事や蔵書、いろんな方面でかなりこだわっているのを感じる。
駅近で安く泊まれる温泉施設、と考えればかなり需要は高い。とはいえ新習志野に泊まってどうするの感はあるし泊まらず風呂だけ目当てだとそう何度も行く気はしない価格帯である。なんとも中途半端。
とはいえ並のスパ銭以上の高いクオリティを持った良施設ではあると思う。
【再訪】再び訪れてみると、ビシバシチャンプな蛇口は直っていた。ポンプの音は以前より気にならなくなっていた。そして改めて評価してみると、作業のできるテーブルの数が多い、コンセントが充実している、フリーWifi、飯も食える、入場料のみで閉店まで居られる、という「ノマドワーキングには完璧な条件」が揃っている事に気づいてしまった。さらに最近は壁を背にしたブースが置かれたことによってオンライン会議にも対応した。おまけに風呂にも入れちゃうし。これは評価を改めなければならない。というわけで☆3.5→4.5に変更。

◆2019-9-21 茨城県・大洗町・潮騒の湯

【料金】

入浴のみ：平日大人900円。土日休日1100円。
レストランのみの利用は入場料無料。
料金先払い。
本館は23時で閉まるので宿代わりにはできないが、別料金で隣接したペンションを借りられる。
ツーリングで来たライダー向けの割引プランがあり。食事と入浴のセットで割引。ちなみに自分は今回バイクで来たが入浴のみで別の場所で食べるつもりだったので利用しなかった。

【場所の印象】

ガールズ＆パンツァー劇場版にも登場した聖地。劇場版で描かれているのは女湯なので男湯は風呂の配置がちょっと違う。
海水浴場が正面にあり、歩いて行けるほか、ロビーや露天風呂から大パノラマで浜辺と海が見渡せる。
駐車場は広い。バイカーが優遇されている印象。

【設備の印象】

先述の通りレストランからみえる景色は圧巻。海水浴客やサーファー、北海道と大洗港を往復するさんふらわぁ号が見える（さんふらわぁ号が帰ってくると館内アナウンスがある）。
レストランの他には売店、ミニゲームコーナー（ガルパン劇場版で１カット映る）、ごろ寝休憩所、シアタールーム。貸切りの個室、素泊まり専用の宿泊施設もあるらしい。
売店では地元のお土産のほかにガルパングッズも販売中。ガルパン関連の展示品や声優のサイン色紙も並べられている。
フリーWifiあり。

【追加サービス】

手もみマッサージ、マッサージマシン。
貸切個室
素泊まり専用ペンション

【お湯の印象】

露天は浜辺が見渡せる大パノラマ。駐車場にある湧出口から直接汲み上げている天然温泉。
内湯は高濃度炭酸泉、ジェット、水風呂、ドライサウナ。
お湯はぬるめ…というか窓が全開だったので海風が直接室内に吹き込んで、身体を洗っている最中はかなり寒かった。お湯に浸かってしまえば気持ち良いのだが。

【総合点】

☆5/5　大満足

とにかく景色が良い。開放感がすごい。
街のスパ銭に比べれば風呂の種類は少ないが、設備は充実しておりやる気を感じる。
バイカーを優遇しているのもポイント高い。
「来た甲斐があった」。これにつきる。ガルパンファンじゃなくてもおすすめ。

◆2019-9-20 茨城県・大洗町・大洗町健康福祉センター　ゆっくら健康館

【料金】

入浴のみ：平日大人17時まで700円。17時以降500円。土日休日1000円。
プールやトレーニングジムの利用は別料金。
料金先払い。
ロッカーに100円玉必要。
23時で閉まるので宿代わりにはできない。
平日だったからか地元の人が多かった印象。

【場所の印象】

今回は番外編的に、ガルパンの聖地である大洗の銭湯に行ってみました。原付で片道4時間近くかかった…。
大洗マリンタワーの正面に位置し、入り口も２つあり迷うことはないでしょう。
駐車場はそこそこ広いが、観光地かつ駅から離れている事も考えると狭い方かもしれない。

【設備の印象】

お風呂の他にはジムとプール。そしてレストラン。
テレビと椅子があるリビングのようなラウンジがひとつ。休憩所は見取り図をみる限り奥の方にあるっぽいが今回はそこまで寄らなかった。

【追加サービス】

手もみマッサージとマッサージマシン。

【お湯の印象】

露天なし。
男湯は大浴槽、薬湯、水風呂のみ。大浴槽の一部からジェットが出る。女湯はもっと種類があるっぽい？
一応天然温泉らしいがかけ流しかどうかの記述はなし（おそらく循環だろう）。色は普通に透明。
シャンプー類は備え付けあり
お湯は熱め。その日は疲れていたこともあってのぼせ気味になったので薬湯やサウナには入らず上がった。

【総合点】

☆2.5/5　うーん

ジムやプールが併設されているタイプのスパ銭は風呂部分が手抜きになりがちだが、ここもそのひとつという感じ。そもそも男女で設備を差別するような施設は好きではない。
平日夕方料金が割安という長所はあるがそれも休日になると倍額になるという極端ぶり。
ありとあらゆる壁に禁止事項や注意書きの張り紙が貼られており普段の利用者のクオリティが伺え知れてしまう。なお「備品を持っていくのは窃盗です！」という趣旨の張り紙のすぐ横に、某有料素材サイトの透かし入りのイラストを使った張り紙が貼ってあるのは、何かのギャグなのかと思った。
平日料金以外に特に良いところはなく、であればいくらか足してすぐ近くの潮騒の湯にいったほうがよさそう。休日なら料金は同じになるのでなおさら。

◆2019-8-20 東京都・両国・江戸遊

※スマホ忘れたので写真なし。

【料金】

風呂に入って出るだけなら1時間利用コース1200円（タオル、バスタオルつき）。
閉店まで居られるコースなら2700円（タオル、バスタオル、館内着、岩盤浴衣つき）。
ひげ剃り、ナイロンタオルも無料提供。
朝9時までやってるが夜1時を過ぎると深夜料金330円/hかかる。宿代わりにするにはコスパが悪い。
料金後払い、会計はリストバンド。
なお下駄箱のカギは男女で色違いなので注意
ロッカーにコイン不要…だったような？（うろ覚え）

【場所の印象】

都心のビル街の中。両国駅から歩いて5分程度。
駐車場は近くのタイムズと提携してるらしい

【設備の印象】

設備はかなりキレイでオシャレ。
男女で階が別れておりそれぞれに休憩スペース等がある。個人テレビつきのリクライニングシートも設置。毛布も貸出。
コワーキングスペースとして開放されている部屋が面白く、なんと銭湯の浴場そのものを改造して作られたスペース。天井は高く抜いてあり、床はカーペット敷きで、浴槽やシャワーはクッションが置かれて寝転がりスペースに、サウナはミニ会議室に改造してある。壁に唐突に「かけ湯」とかかれた石がはめ込まれているなどかなりおもしろい。コワーキングスペースなので当然、Wifi+電源使い放題。
レストランもクオリティ高い。

【追加サービス】

エステ、マッサージ、足もみなど多種。
しばらく居るとアナウンスがあって、お茶とお菓子を無料で振る舞ってくれた。

【お湯の印象】

露天も一応ある。天井を雲の形に抜いてあり、寝湯にしてあえて上を向かせているのがうまいと思う。横はビルが見えてしまうので壁を高くせざるをえないからだろう。
露天にはさらに薬湯も。これはちんちんが熱くなるタイプの本格派。
お風呂の種類も多く、おなじみ高濃度炭酸泉、やたら勢いのあるジェット、水、あつ湯など。
サウナは2種類。
天井に桶がぶら下がっており紐を引いて頭からかぶるという変なシャワーもあった。

【総合点】

☆4.5/5　値段以外は最高

キレイでオシャレなだけではなく細かい部分がかなり考え込まれているのが感じられる。非常に高いクオリティを提供してくれた印象。
しかしフリーで入って飯食うだけで5000円飛ぶのでやはりある程度覚悟はいる。コワーキングスペースで仕事ができると考えると、温泉宿に引きこもる小説家みたいな日を送りたくなった場合はかなりいいかもしれない。

◆2019-7-12 東京都・秋葉原・らくスパ1010 神田

【料金】

大人460円（３時間制限）、10時間コース(1460円)もある。
深夜割増+1200円なので終電逃した後に行くにはコスパが悪い。
サウナコースは入浴料にタオル代がセットになったものらしい。
料金後払い、会計はリストバンド
ロッカーにコイン不要
都心の駅に近いだけあって昼でも結構混んでいた。

【場所の印象】

都心のビル街の中、秋葉原と御茶ノ水の中間あたり。
当然駐車場なんてものはない

【設備の印象】

最近オープンしたばかりで新しい。もともと古くから銭湯をやっていた場所だが、一度閉店した跡地に別会社によって再開となったもよう。店内はかなりリフォームされている。
２階のレストランはおしゃれ。
コワーキングスペースとして使える机や電源、Wifiがある。
ランニングマシンもあるらしい。

【追加サービス】

なし

【お湯の印象】

露天なしの内湯のみ。メイン浴槽は高濃度炭酸水。替わり湯は草津の湯だった。ほかにはサウナと水風呂。ジェット湯や寝転び湯やつぼ湯などは無し。天然温泉でもない。割と狭いので混んでくると芋洗い状態は必至。

【総合点】

☆3/5　立地の良さからすると上々

なによりアクセスの良さと店内の綺麗さ、値段が安いのが長所。それ以外は銭湯としては特筆すべきところはない。
むしろこの場所に電源、Wifiがあって３時間以内であれば500円以下で使い放題というところに価値があるかもしれない。

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